面ぽう(毛穴詰まり)→ざ瘡・炎症性ざ瘡(赤にきび)→ニキビ跡
おでこや、顎、頬などに、白ニキビはありませんか?黒い毛穴が開いて角質が詰まっていませんか?
皮膚科の保険診察では、その治療も行っています。
【毛穴つまりとは】
毛穴詰まりを放っておくと、炎症を起こし赤ニキビになることも多いです。そのため、初期のうちに治療することが大切です。
保険診察では、毛穴詰まりを改善させる塗り薬(夜のみ塗る薬)があります。乾燥したり、赤みが出たり、かゆみが出たりといった副作用もありますので、様子を見ながら使っていきます。
また、診察時に「面ぽう圧出」といって押し出すことも行っております。毛穴詰まりの状況によって判断します。
白ニキビ、毛穴のつまりが気になる方は、保険診察、自費診察(ピーリング)とともに行なっております。
【赤にきび】
毛穴つまりから炎症を起こして痛くなった赤ニキビを繰り返していませんか?
赤ニキビの治療は、症状により異なります。塗り薬(毛穴詰まりを改善させる薬や、化膿止めの薬)だけで、良いのか?飲み薬(抗生剤を始め、漢方など)を飲んだ方が良いのか?は、症状により異なります。
また、赤ニキビができる部位は、思春期の頃と、大人では違うことが多いです。
ニキビ跡にならないようにするために、赤ニキビが出来たら早めに皮膚科受診をしましょう。
【ニキビ跡】
ニキビが悪化して、ニキビ跡になってしまった方の治療についてお話しいたします。
ニキビ跡は、保険治療ではできませんので、自費治療となります。
1、ニキビ跡がクレーターになった場合
フラクショナルレーザーや、ダーマペンなどといわれる機械により、肌を刺激させることで、コラーゲン産生を促しクレーターを改善させる治療です。
2、色がついてしまった場合
炎症後の色素沈着です。なかなか消えず、茶色いシミのようになって残ることがあります。ビタミン剤の内服や、ハイドロキノンの外用剤、ピーリングなどが有効です。色素沈着を改善させるレーザー治療もあります。レーザーのタイミングは、肌を診て判断いたします。
当院では、上記1、2のうち、2の方法(塗り薬、飲み薬、ピーリング、レーザー治療)を行なっております。
日焼けしやすいこと時期ですので、紫外線対策をしっかり行いつつ、ニキビ跡が消えない方は、ご相談にいらしていただければと思います。