こんにちは。

当院でお取り扱いのあるNMNの効能については先日お話させていただきましたが、本日はNMNの効能の1つであるサーチュインの活性化についてお話させていただきたいと思います。

 

サーチュインとは…

細菌から哺乳類までの生物に幅広く存在するタンパク質で、2000年にサーチュイン(SIRT)が老化・寿命の制御に関わる特別な酵素であるという研究発表がされ、注目され始めました。

 

ヒトではサーチュインは7種類(SIRT1~7)存在し、下記のように分類され、全身の臓器も老化を制御しています。

 

部位 主な機能 主な関連疾患
SIRT1 核、細胞質 糖代謝、炎症 DM、認知症、寿命
SIRT2 核、細胞質 DNAダメージ、炎症 癌、炎症性疾患、心疾患、寿命
SIRT3 ミトコンドリア ATP(エネルギー)産生、脂質代謝、活性酸素 心疾患、神経変性疾患、癌
SIRT4 ミトコンドリア 脂質代謝 癌、肥満
SIRT5 ミトコンドリア 脂質代謝 癌、心疾患
SIRT6 テロメア制御、DNA修復、糖・脂質代謝 癌、炎症性疾患、心疾患、寿命
SIRT7 細胞ストレス応答 代謝性疾患、癌、寿命

 

但し、これらは通常は活動せず休眠しているため、起動させて活性化させる必要があり、この起動の役割をNADが担っています。

 

NADはNMNを摂取すると体内で変換される物質なので、NMNを摂取することにより、NADの体内量が増え、サーチュインを活性化することが期待できるのです。

 

当院ではNMNについては点滴及びサプリメントの取り扱いがございます。

詳しくは、クリニックまで是非お問い合わせください。ご連絡お待ちしております。

麻布十番駅前クリニック